皆様こんにちは。
大型連休も終わり、早くも気温30度近い日々が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。今年はタイヤ交換の流れが比較的ゆっくりなので、まだ交換されていない方もいらっしゃられるのではないでしょうか。パル・ニシザワでは特にご予約なくタイヤ交換作業を承っておりますので、ぜひご利用ください。
さて、パル・ニシザワでは店頭で給油されたお客様に「今月のおしらせ」を配布させていただいております。季節ごとのオススメ商品や中古車情報、そして長年ご愛顧いただいている間違い探しなどを載せているのですが、2022年4月より「今月の社長コラム」を載せるようになりました。
以前そちらに掲載したコラムに追記したものをブログにも載せておきますので、ぜひご一読ください。
長野に帰省するまで東京でサックスプレイヤーとして活動していた当社社長のコラムです。
大学時代、いわゆるジャズ研究会に入ってサックスを本格的に取り組んだのですが、そのジャズ研究会には独特な用語や、変わったスタイルがありました。まず最初に引っかかったのが、数字の呼び方です。1はC(ツェー)、2はD(デー)、3はE(イー)と言います。ドイツ語と英語のドレミの呼び方にちなんでいて、たとえば「1年生集合!」は「C(ツェー)年集合!」とか、「2000円で!」は「D(デー)千で!」というように使われます。4(エフ),5(ゲー)それに従っているのですが,なぜか6で急に「シックス」6呼びになり7は「セブンス」、8は音階にちなみ「オクターブ」、9は「ナインス」になります…。
また、当時は微妙にギョーカイ用語のようなものが残っていて、「古森(コモリ)」さんが「モリコ」と呼ばれたり、「千葉(チバ)」君は「バーチー」と呼ばれていたり。
そして、一番驚愕したのは練習後に足繫く通っていた「養老の瀧」でのスタイル。乾杯は生ビールで!といきたいところですが、ビールは養老ビールの瓶しか頼みません(頼めない?)。そのお店は水冷のクーラーで瓶ビールを冷やしていたのですが、壊れかけているせいか、若干冷えが甘いのです…。冷えの甘いビールはなかなかアレで…。そして、大学のサークルにありがちな一気飲みは絶対にしません。せっかく飲んだビールを吐いたらもったいないからです。つまみはポテトフライとつくねのタレで決まっています。ポテトはコスパの良さで。つくねは食べた後のタレに七味唐辛子を大量に振って混ぜ、箸で舐めるとそれはそれでよいつまみになるからです。たまにはマスターがサービスしてくれて、謎の麺料理「ローメン」を出してくれました。伊那名物のそれとは違う、かつてバイトしていた中国人留学生が教えてくれたという謎の麺料理のローメンです。締めは一番安い鍋を頼んで、雑炊で腹を膨らませます。いつもたらふく飲んで、一人1000円で収まっていました。
ものすごい貧乏くさいですが、これが90年代末の大学ジャズ研のリアルでした。正直もっとつまみを食べたかったけれど、サークルのOBさんも交じって音楽の話や日々のくだらない話、たまには論争にもなったり…いま思い返すと本当に楽しい飲みでした。
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